Interior家具・雑貨

理想を叶えたW3480㎜の本革ワイドソファ

納品事例‐TRESソファ

2025.3/岡山市S様

納品内容

GRVA ワンアーム2Pソファ<右アーム・左アーム>
(別注オールウレタン仕様【JD】ソフト・別注ワンシート仕様)
GRVA オットマンSS
(別注オールウレタン仕様【JD】ソフト)
ボルスタークッション(W900)

サイズ

ワンアーム2Pソファ
幅:1740mm×2台連結=総幅:3480mm
奥行き:1100mm
高さ:800mm
座った時の高さ:400mm
オットマンSS
幅:680mm
奥行き:600mm
座った時の高さ:400mm

生地

本体:本革 LEエンボス-NBK(ニューブラック)
クッション(背・座):本革 LEエンボス-NCH(ニューチャコール)
Sクッション:Dタイプ CUR-BG(ブルーグレー)
ボルスタークッション(W900):Dタイプ CUR-DG(ダークグレー)

ステンレス脚別注脚(黒マット塗装)

マンションをフルリノベーションされたS様。Youtubeでトレスソファと出会ってから、HPでかなり詳しく調べられたようで、こだわりのインテリアに合う理想のソファをしっかりとイメージされてから弊社ショップへ来店されました。欲しいソファは【GRVA】で、カバー生地は本革が希望。生地の組み合わせもグレーとブルーの配色がお好みで、希望サイズもしっかりと把握しており、欲しいソファの内容がすべて具体的。【GRVA】へ実際に座って頂くと、見た目の魅力的なボリューム感と至福の寛ぎ感がある奥行の深さにご納得の様子。当初来店時には、3Pカウチセットを希望されておられましたが、TVとの距離や生活動線とのバランスを考慮され、後日電話にて打合せをした際には、出来る限り幅を広げたいと、座面をワンシートにしたワンアーム2Pを2台連結した大型ワイドソファへ最終的に決まりました。

【GRVA】は奥行きの深さがとても魅力的で、ダブルクッション仕様が特徴です。背クッション手前にある横長サイズのSクッションの使い方によって、寛ぎ方の自由度が多いソファになっております。枕のように配置して寝転がったり、ハイバック風に縦型に置いて胡坐をかいたりと、様々な過ごし方が可能です。また、肘までの高さが56㎝になっており、デザイン的にもシンプルなので、ボリューム感のあるソファではありますが、圧迫感を感じにくいソファかもしれません。階段式になっている直線的なラインがモダンなので、全体的なシルエットデザインの良さがより際立つ印象です。

「ソファはやはり本革が良い」と最初から心に決めてご来店される方もいらっしゃいます。今回のS様もそうでした。トレスソファではファブリックの種類が豊富ではありますが、本革もお選び頂くことが可能です。ファブリックと同じようにオールカバーリングなので、いつでもご自身でカバー交換をして頂くことができます。本革のソファは、高級感だけではなく、使えば使うほど味が出ますし、メンテナンスもポイントされ押さえれば、以外と掃除も楽です。また、ペットの毛も付きにくいですし、ホコリが少ないためアレルギーのある方にもおすすめです。

ファブリックと本革では、それぞれで座り心地が大きく異なります。本革は、座るとバフッという感覚と一緒に座面クッションの間にある空気が抜けていくので、ゆっくりと沈み込みながら、遅れて次第に身体に馴染むような感覚があるので、ファブリックよりも少し硬めの座り心地に感じるかもしれません。また、本革の場合は空気が抜けにくく、逃げ場がありませんので、空気穴となるハトメが付いていたり、見えない部分に通気性の高い生地を張るなどしてクッション内の空気を逃がす仕様になっております。空気が抜けにくいことから、座面クッションがフェザーメインの場合には座った跡が残りやすいことにもつながります。その特性からクタっとした見た目やより味となるようなこなれた印象にはなるので、あえてフェザー座面の方がお好みの方もいらっしゃるとは思いますが、今回は座り跡が残りにくく、少しでもタイムラグのない自然な座り心地を実現しやすいオールウレタン座面をおすすめし、採用して頂きました。

トレスソファの土台には、無垢材を使用しているのですが、無垢材1本を使っての最大作成サイズがW2400㎜までとなります。それ以上大きなサイズをストレートタイプで製作したい場合には、ロックアップ式・ノックダウン式・ジョイント式の3パターンの連結仕様で製作します。今回W3480㎜の大型ワイドサイズをワンアームソファ2台並べて配置する形での製作となったので、見た目の美しさと座った際の勢いでソファ同士が動かないようにジョイント式でしっかりと連結出来るように作らせて頂きました。

ジョイント式は、カウチセットの場合には標準仕様になっている連結仕様なのですが、1台1台で独立したソファをジョイント金具【2ヶ所】を使用して連結する仕様になります。受け側の金具は、本体裏の脚側より少し内側に2本下向きにシルバーの部品が設置される仕様ですが、離れて設置してもほとんど気になりませんし、差し込む側の金具は、折り畳んでソファ下へ収納することが可能です。1台1台が独立しても設置できるので、将来的なレイアウト変更にも対応可能です。連結する際には、カチカチカチと音をさせながらググっと押し込んでいくのですが、しっかり連結されていくので、ズレる心配がなく、ストレスフリーなので、より身体をしっかりと預けられ、安心して寛げるようになります。

今回は【GRVA】シリーズのオットマンSS(680㎜×600㎜)を1台追加されました。コンパクトサイズのオットマンは、女性でもお子様でも持ち運びがしやすく、気軽に移動出来るのでおすすめです。ソファの前に置いて寛ぐだけでなく、来客時はスツールとして使ったり、お客様の荷物置きなどにも利用して頂けるので、ライフスタイルや状況に応じて、様々な使い方ができる魅力的なアイテムです。また、今回のようなウレタンのみのフラットなオットマンであれば、お盆やトレーを設置されても安定するので飲み物も置きやすく、海外のホテルインテリアのようなセンターテーブルとしてもお使い頂けます。

LEエンボス-NCH(ニューチャコール)

LEエンボス-NBK(ニューブラック)

CUR-BG(ブルーグレー)

CUR-DG(ダークグレー)

今回選ばれた本革は、エンボス加工を施されたLEエンボスシリーズになります。牛皮の模様をあえてくっきりとプレスしたエンボス加工の仕上げと、表面は摩擦・日光・水分といった刺激から革を守るための顔料で塗装されているので、エンボス加工+顔料塗装の組合せで、革本来の傷やムラが目立ちにくくなっております。お客様の希望もあり、本体とクッション部分は、本革LEエンボスシリーズのグレー・ブラック2色のグラデーションカラーで張り分けをさせて頂きました。そこに当初よりイメージされていたブルーがより印象的なアクセントになればと、上品な起毛が美しいCURシリーズから、BG(ブルーグレー)でSクッションをご提案し、採用して頂きました。色違いのDG(ダークグレー)のボルスタークッションも加わり、シックなコントラストが印象的な大人カラーリングでまとまりました。

大きなワイドソファでの配置で、しかもカバー生地が本革ということで、搬入する際には弊社もドキドキでしたが、ご主人がこだわったサイズも空間バランスも狙い通り、本当にピッタリと納まり、弊社としても安堵しました。家族の理想が詰まったこだわりの内装にも決して負けない、存在感のある魅力的なソファは、お部屋をさらに華やかにしたと思います。何よりお子様も含めて、ご家族みんなにとても喜んで頂けたので、弊社としても有り難いですし、純粋にとても嬉しかったです。今回S様のこだわりや理想を形にした本革ソファは、使い込むほどに革本来の風合いや味わいが出て、経年変化していく過程も楽しめます。和やかな家族の中心に、そういったこだわりのソファを弊社にてご購入して頂けたことが何より光栄です。お子様たちの成長と共に、理想的なソファも家族の仲間入りをし、ソファを中心に、家族とのかけがえのない豊かな時間がさらに増えることを願っております。S様、この度は本当にありがとうございました。

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