うなぎの寝床

2012年より九州ちくごのアンテナショップとして創業。
福岡県八女市を拠点に地域文化商社として、その土地の歴史・土地性を紐解き、
地域文化を担っている方々と対話し、もの(商品)が生まれる背景にある物語を掘り下げ、
そのもの(商品)を問屋として小売店へ流通させたり、
生活者に直接届けるオンラインショップ・リアル店舗の運営を行っています。
また、地域文化をつなぐために、生活者や外の人間に地域にきてもらい、
文化や人に触れて体感・交流してもらうツーリズムを行い、
文化と風景をつなぐ循環を生み出す活動もしています。

日本のジーンズ-MONPE

ゆったりしたリラックスパンツ

1942年、厚生省が婦人標準服という規格を発表し「もんぺ」は活動衣として指定され全国に広まりました。
福岡県南部の筑後地方では久留米絣という伝統工芸が今でも残ります。
20数件ほどの織元が存在し、今も織物を続けています。
久留米絣は綿織物で、昔ながらの織り機を使用しているので、
限りなく手織りに近い風合で、やわらかく丈夫です。
この地方では昔から もんぺの生地が織られていました。
うなぎの寝床が「もんぺは今の時代でも穿けるのではないか。」と考え、
着方の提案や布の開発をはじめたのが2011年です。
アメリカの「ジーンズ」は、元来鉱夫のワークパンツとして使用されており、
それが日常着に変わっていったという歴史があります。
日本の「もんぺ」も農作業からはじまり、
日常着へと変化していく可能性があるのではないかと取り組みを続けられています。
現在は久留米絣だけではなく、各地の産地の生地とコラボしたものや、
ルーツとなる農作業着型のファーマーズMONPEもつくられています。

PAGE TOP
お問い合わせ・お見積り依頼・ご来店予約はこちら
お問い合わせ・お見積り依頼・ご来店予約はこちら